|
2006-01-05 22:14
2日前にアマゾンマーケットプレイスで注文した書籍 「どん底からの成功法則」が届いた。 著者は、堀之内九一郎氏。 この方は、事業の失敗で、一度はホームレスになりながらも、 見事に人生を建て直し、「株式会社 生活創庫」を起こされた。 本の出版時点 2004年1月 で、年商102億円だという。 私も去年、3ヶ月ほどホームレスをやったことがあるから、その辛さは よくわかる。 堀之内氏の場合、ホームレス時代に、ごみを回収して売りさばいていた 活動が礎になり、人生を建て直し、会社を起こしたらしい。 普通なら、ゴミ回収でそこまで収益をあげられないと思うが、 そこは一工夫、二工夫。 根性に加えて、クレバーなたち回りがあったはず。 きっとこの人の精神とやり方は、「せどりを進化させる」ためにも多いに 参考になるはず。 そう考えながら、私はこの本を今から開く。 |
|
|
|
2006-01-04 15:11
せどりに取り組んでらっしゃる方は、色々と夢を持っていらっしゃることでしょう。 夢を実現するものはお金です。収支をシビアに計算しておかなければなりません。 一冊の本をせどって、いったいいくら利益がでるのか、数値的に捕らえておくことは大事です。 今、最もポピュラーでとっつき易い方法である、 「105円で仕入れて、より高い値段で売る」 ことを念頭において、試算してみましょう。 1.いくらで売ることができるのか? せどりがメジャーになる前なら、仕入れるものを吟味すれば105円で仕入れたものが1000円~2000円で売れることはあまり珍しくありませんでした。 今では、無造作に仕入れると、売値が仕入れ値を下回ってしまいます。アマゾンやヤフオクに1円で出品されている例も珍しくありません。 仕入れ前に、携帯チェッカーなどで相場チェックを行い、「400円以上で売れるものをだけを仕入れる」ようにルールづけした結果、 『105円で仕入れたものを、平均価格600円で売る』 と仮定します。 仕入れのためにかかる時間、労力、経費はここでは無視することにします。 2.入金と支出から収支計算 105円で仕入れた本を600円で売った場合の、入金と支出を整理してみましょう; 入金 売上 600円 送料 260円 支出 アマゾンに支払う手数料 売上の15% 90円 成約料 100円(プロマーチャント登録者は免除) 仕入代 105円 梱包費用 30円 (概算) 発送料 80~310円(クロネコメール便を使った場合。重量により変動。) 収支 発送料を160円,プロマーチャントに登録して成約料100円は免除されていると仮定し、 (入金)-(支出)を計算すると 1冊の本を売るごとに、475円の利益がでる ことになります。 3.仕入れに必要な経費 これまで無視してきた、仕入れ時にかかる経費を考えてみましょう。 ・携帯電話で相場チェックする際の通信費 (携帯電話会社との契約内容により異なる) ・交通費 (電車、自動車にかかる費用) ・仕入候補リスト代 (印刷に使ったインク+紙代, リスト作成また購入にかかるコスト) これらを総計すると、1度の仕入活動ごとに、個人差はあるにせよ、数十円~1000円程度は費やしていると見ていいでしょう。 4.では、どれだけ売ればあなたの夢は実現できる? 以上の試算から、アマゾンマーケットプレイスで、600円の本を1冊売れば、約450円の利益が得られると考えることにします。 あなたの夢を実現するため、せどりで月30万円の利益を出すことが必要だとしましょう。 1ヶ月、約666冊の本を売る必要があります。 毎日仕事するとして、1日約22冊の本を売り、仕入れる必要があります。 仕入値105円、平均売値600円の本を毎日22冊仕入れるのは、個人にとって簡単なことではありません。 1日に売れる本が出品数の1%だとすると、毎日22冊の本を売るためには、2200冊の在庫を持つ必要があります。 これまた個人にとって簡単なことではありません。 5.じゃ、どうすればいいのか? 私たちがやるべきことを考えてみましょう。 1)商品の利益率を何倍にも高める。 2)商品の仕入れ・販売の回転を速くし、在庫を減らす。 3)胴元に支払う手数料(アマゾン・マーケットプレイスの場合、売上の15%+成約料100円)を減らす。 何事も、目標をたてたら、それに向けてまず行動することは非常に大事です。 「せどりで毎月30万円儲ける」と目標をたてたら、まずBOOK OFF に行って売れそうな本を仕入れて出品した、というあなた。 その行動は賞賛されてしかるべきです。 しかし、「これじゃいつまでたっても目的に到達できないなぁ」と気づくべきなんです。 大きな岩を100メートル転がさなきゃいけないのに、全力を使っても最初の10センチが動かせないような状況であることに気がつくべきです。 何か工夫が必要です。 それが功を奏して、岩が動き始めたら、加速がつきます。 そうしたら、目標達成までに必要な力はぐっと小さくなります。 次回からは、私が考えているせどりの進化形を書いていきたいと思います。 |
|
|
|
2006-01-03 19:34
販売手段としては、今は アマゾン・マーケットプレイス が使われることが最も多く、次によく使われるのがYahoo!オークションでしょう。 サイドビジネスとして、「せどり」は数年前から注目を浴びていましたが、2005年に入ってから、せどりに取り組む人達が急激に増えました。 2005年6月時点では、amazon.co.jp への出品数は2万5千程度だったにも関わらず、同じ年の12月には4万を越え、今では出品数5万に迫ろうという勢いです。 これだけ出品数が増えると、供給過剰になります。その結果、従来のシンプルなせどりで、実利を出すことが難しくなってきました。 せどりで儲けることの原理は単純です。100円で仕入れた本が500円で売れば400円の粗利がでることになります。 だから、1ヶ月に30万円の利益を出すためには750冊売ればいいでしょう、そしてそのためには1日25冊売ればいいでしょう、という発想になりがちです。 しかし、これは仕入れたものが売れないことなどによるリスクを全く考慮していない議論です。 もっといえば、販路であるアマゾン・マーケットプレイスや、Yahoo!オークションに、成約時に支払う手数料がまったく計算に入っていません。アマゾン・マーケットプレイスの場合は、少なくとも売上の15%を支払わなければならないので、なかなか大きな経費となります。 さらに、amazonなどに出品してから売れるまでにかかる日数のことも予測すると、「一日25冊売る」ためには、実際にはその何倍もの在庫を抱えなければなりません。 一説によると、一日に売れる冊数は、平均的には出品数の0.5%~1%だといいます。つまり、一日25冊売るためには、2500冊もの古本の在庫を持たなければなりません。そして、在庫のうち20数冊は、毎日のように発送し、また在庫補給しなければならないのです。 個人レベルでそこまでやれる人がどれだけいるでしょうか? 「私は副業程度に考えているから1ヶ月5万円くらい儲かればよい」ということであっても、1日に数冊程度を売り、それ相応に仕入れや在庫管理は必要です。 1冊あたりの粗利が数百円程度であれば、『収入』といえるだけの金額を得るためにはかなりの場所と時間と手間を費やすことになります。 さらに、最近では、BOOK OFF などで利益がでる古本を仕入れること自体に大変な手間と時間が必要になってきています。インターネット環境が普及し、不要になった本を古本屋に持ちこむよりも、ネットオークションやアマゾン・マーケットプレイスに出品したほうが得だ、ということも随分知れ渡ってしまいました。 BOOK OFFなどに利益を生む古本が持ちこまれた場合でも、鵜の目鷹の目で狙っている『せどらー』達にあっといまに買い取られてしまいます。そして、残された大多数の本は、出品しても赤字になるか、数十円程度の利益しかもたらさないもの、というのが実態です。 人間は、得することや楽しいことしか長く続けることはできません。「楽して副収入を得たい」という動機から始めたはずのせどりが、いつのまにか、あたかもプロの古本屋のように膨大な古本の在庫に囲まれ、仕入れに労力と時間を費やす。これじゃ長続きするとは思えないのです。 せどりをするにしても、もっと頭を使って、1冊あたりの粗利を増やしてはどうでしょう? 1冊あたり400円の粗利しかない場合よりも、粗利が1200円になれば商いは楽。同じ利益を出すために物を動かす時間や手間は単純に考えて三分の一です。在庫数が増えるほど管理が煩雑になることまで考えると、実際には時間と手間は三分の一よりも小さくなると考えていいでしょう。 すべてのビジネスには 「 創業期 ⇒ 成長期 ⇒ 成熟期 ⇒ 衰退期 」という段階があるといいます。創業期に参入すると、立ち上げ・普及のために膨大なコストがかかるし、衰退期に参入すると、なかなか利益は上がりません。 単純に「古本屋で仕入れてきてネットで販売する」というビジネスモデルは、成熟期の後期でしょう。もうすぐしたら衰退期に入り、ビジネスとしてみなすこともできなくなるかもしれません。 このビジネスモデルで利益を出そうとすると、膨大な時間と労力がかかり、とてもじゃないがやってられません。儲かるのは胴元だけ、ということになりかねません。 ならば我々は、すでにメジャーになった『せどり』というビジネスの中で小さな進化をつくりだし、もう一度成長期の利を享受しませんか。それは、我々の創意工夫と行動力にかかっているのです。 |
|
|
|
| 進化するせどり |
|



